本作は77年度作品。5thアルバム。前作『ロックス』という金字塔的先品を生み出すも、メンバーはドラッグやアルコールに溺れるという最悪の状況の中、半年以上もの長い制作期間と巨額の制作費を投じてようやく完成。シングル・カットされた表題曲の「Draw The Line」はジョーのスライドが唸る、今もなおライヴ定番曲としてジョーの見せ場になっているエアロの代表曲の一つ。一方でこちらもファンには人気の哀愁漂う「Kings And Queens」はジョー抜きで録音されるなど、確実にバンド内部が崩壊へと向かっていく中で録音された、危機感と緊張感が全編に漂う作品である。
AEROSMITH 1977年発売のDRAW THE LINE
です。
本作は77年度作品。5thアルバム。前作『ロックス』という金字塔的先品を生み出すも、メンバーはドラッグやアルコールに溺れるという最悪の状況の中、半年以上もの長い制作期間と巨額の制作費を投じてようやく完成。シングル・カットされた表題曲の「Draw The Line」はジョーのスライドが唸る、今もなおライヴ定番曲としてジョーの見せ場になっているエアロの代表曲の一つ。一方でこちらもファンには人気の哀愁漂う「Kings And Queens」はジョー抜きで録音されるなど、確実にバンド内部が崩壊へと向かっていく中で録音された、危機感と緊張感が全編に漂う作品である。
エアロスミスの通産5作目であり、70年代エアロのピークを象徴したアルバムです。アメリカン・ハード史を語る上で、やはりこの人達の存在を無視するわけにはいきません。ドラッグとアルコールの香りがプンプンする中、強靭なバンド・サウンドが疾走していく本作は、ジョー・ペリーが一人浮いているという最悪の状況をも感じさせない程です。この辺はジャック・ダグラスの作るサウンド・プロダクションの妙なのでしょうが、エアロスミスが抱えていた毒気をここで爆発させ、骨抜きにしてしまった感すらあります。実際80年代初頭のエアロは、その毒気をモトリーやハノイ・ロックスに引き継いだと見られていたわけで、全員がドラッグ漬けからクリーンになった途端、見事な復活を遂げたという奇跡的なキャリアを誇っている稀有なバンドでもあります。カエルの歌として有名になったリフを持つアルバム・タイトル曲の他に、ジョーを除いたメンバーで作られた大仰な「キングズ・アンド・クイーンズ」の新鮮さ、かつてキンクスもカヴァーしたヴァージョンの何倍もドロドロした「ミルク・カウ・ブルース」等、名曲が多い1枚です。
ドロー・ザ・ライン
アイ・ワナ・ノウ・ホワイ
クリティカル・マス
ゲット・イット・アップ
ブライト・ライト・フライト
キングス・アンド・クイーンズ
ザ・ハンド・ザット・フィーズ
サイト・フォー・ソア・アイズ
ミルク・カウ・ブルース
ジャケットにシミがあります。
歌詞カードとレコードは綺麗です。
中古品としてのご理解をお願いいたします。
よろしくお願いいたします
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